練習内容

練習内容

私たち演劇部では、まず演じるための基礎的な練習をしています。たとえば、

・喉ではなく腹を使う呼吸の訓練・・・腹式呼吸
・腹を使って実際に声を出す訓練・・・発声練習
・台本をきちんと感情を込めて読む練習・・・台本読み
・体を使って演技の特訓!!・・・エチュード・マイム等

といったような体と心を目いっぱい使った練習です。もちろん中学校から演劇をやってきたという部員はほとんどいないので、まったく経験がなくても練習の中で自然とできるようになっていきます。

照明のセッティング中です。
大道具を製作中です。
また、演じることだけ練習しても、良い舞台はできません。音響・照明・衣装・舞台美術などすべてに心配りが行き届いたとき、初めて良い舞台になる、私たちはそう考えています。ですから私たちは、舞台に立つキャストの稽古と同様に、スタッフワークにも力を入れています。
演じるだけでなく、これらの課題に取り組み、工夫していろいろなものを作ったり、場面にふさわしい音楽や照明を考えたり、公演に向けて宣伝のチラシやパンフレットを作ったり…。演技だけでなくいろいろな楽しみが演劇部にはあると思います。
そして、舞台を飾ったらいよいよお芝居の稽古です。
私たちの演劇部では、日常のありふれた出来事を切り取ったお芝居を演じます。大げさでなくごく自然に、お客様に舞台の上で起きていることを日常の出来事を見ているようにご覧頂くのが理想です。そのために、演出をはじめ、一人ひとりの部員が「不自然な点はないか」「嘘はないか」を真剣にチェックしながら稽古を進めています。もちろん、そこは高校生ですので、真剣になればなるほどいろいろな失敗がおこり、稽古場はいつも笑い声が絶えないのですが…。
さあ、こんな私達と一緒に素敵な舞台を作ってみませんか。
ただいま稽古中。演出の厳しい目が光ります。